
どうも小林です。
皆さんは日本サッカー協会のロゴマークに使われている八咫烏とはどういった存在なのかご存じでしょうか?実はこの八咫烏……神社の鳥居と密接に関係しています。
つい最近子供のお宮参りで熱田神宮に行ったのですが、以前より疑問だった「鳥居」はなぜ鳥が居ると書くのか、「鳥」とは具体的に何を指しているのか調べてみましたのでご参照ください。
ちなみに今回の記事と全く関係ないですが、日本の国鳥は雷鳥ですよ!
鳥居とは?
元も子もないですが、結論から言ってしまうと「鳥居」をなぜ鳥居というのかはっきりとした理由はわからないようです。
ですが、いくつか有力な説があり、その中でも特に有名なのが「鳥が止まる場所」という説です。
以下様々な説を見ていきましょう。
まず鳥居とは、神社の入口にある門のことですね。
神様のいる「神域」と、人間の世界を分ける結界の意味があります。
(領域を分ける、区切るといった考え方は日本文化において非常に重要な感覚なのですが、今回は省きます!)
ちなみに疑問に思ったのですが、神社は鳥居の内側にあるという認識で合っているのでしょうか?人間側の視点だと神様がいる神社は鳥居の外(人間界の外)と捉えることが出来ると思うのですが………(神社本庁のホームページによると神社は鳥居の内側だそうです)
神社本庁のホームページ、おすすめです→https://www.jinjahoncho.or.jp/
「鳥居」の語源についての代表的な説
1. 「鳥が居る場所」説(最も有名)
そのまんまな説ですが、字の如く「鳥が居る場所」という意味があるとするのが最も有力なようです。
昔の日本では、鳥は神の使いと考えられていました。
特に、
- カラス
- ニワトリ
- 水鳥
などは神聖視されることが多かったのです。
そのため、
神前で鳥を止まらせる横木
が「鳥居」と呼ばれるようになった、という説があります。
実際、古代祭祀ではニワトリを神聖な鳥として扱った記録もあります。
2. 「通り入る(とおりいる)」説
言葉の変化による説です。
「神域へ通り入る門」が、
- 通り入る
↓ - とりいる
↓ - とりい
になったのでは、という考え方です。
日本語の古語変化としては自然とも言われます。
3. インド・中国由来説
鳥居は、日本独自ではなく、
- インドの仏教建築
- 中国や朝鮮の門
の影響を受けたという説もあります。
例えば、インド仏教には「トーラナ」という門があります。
形が少し似ているため、
「外来文化が日本化したのでは?」
と考える研究者もいます。
つまり「トーラナ」が「とりい」に変化していったということですね。
これは仏教の建築様式が神道に影響を与えている可能性があるとも言えますね。
なぜ鳥が神聖だったのか?
古代日本では、鳥は「天と地を行き来する存在」と考えられていました。
空を飛ぶ姿から、
- 神のメッセンジャー
- 魂を運ぶ存在
- 異界との仲介者
として見られたのです。
有名なのは、 八咫烏 。
三本足のカラスで、神武天皇を導いた神の鳥として知られています。
鳥居の色が赤い理由
鳥居が赤いのにも意味があります。
赤(朱色)は古代から、
- 魔除け
- 生命力
- 神聖さ
を表す色でした。
また、朱に含まれる水銀には防腐効果もあり、実用面もあったと言われます。
鳥居は「境界」の象徴
鳥居の本質は「門」そのものより、
ここから先は神様の領域
という“境界線”にあります。
そのため、鳥居をくぐる時には、
- 一礼する
- 端を歩く
などの作法も生まれました。
実は鳥居の種類は非常に多い

鳥居には数十種類あります。
代表例:
- 神明鳥居(伊勢神宮など)
- 明神鳥居(伏見稲荷大社など)
- 八幡鳥居(嬬恋神社など)
- 三輪鳥居(三輪神社など)
など。
流派や神社の歴史によって形が違うのも面白い点です。
つまり「鳥居」という名前は、
神聖な鳥との関係
神域への入口
古代信仰
などが重なって生まれた言葉だと考えられています。
まとめ
鳥居とは、
「神様の世界への入口を示す、神聖な門」
であり、その語源には
・「鳥が神の使いだった」という古代信仰が名前の由来になったという説。
・通り入るという単語が鳥居に変化したとする説。
・インド仏教のトーラナが鳥居に変化したとする説
があります。
ここでいう鳥とは、
・八咫烏
・カラス
・水鳥
・ニワトリ
を指している可能性がそうです。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今後もこういった身の回りの知識を皆さんと共有していけたらと思います。

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