
どうも小林です!
皆さんは元気にお過ごしですか!?
私は元気だけが取柄みたいなものなので、今日もテンションぶち上げて勉強していきますよ!
前回、自販機はどうやってお金を判別しているのか調べましたが、その延長で今回は偽札とその対策の歴史について調べていきたいと思います。
偽札対策の歴史は、「お金を作る側」と「偽造する側」のいたちごっこの歴史でもあります。
偽札が生まれる→対策として紙幣の印刷技術が向上する→それを超える偽札が現れる→その対策として…以下省略
そもそも紙幣とはいつ生まれたのか?世界最初の偽札とは?現代の紙幣に使われる科学技術とは?以下順番見ていきたいと思います。
当たり前ですが、紙幣の偽造は違法行為なので絶対にやってはだめですよ!
偽札対策の歴史
古代〜中世:そもそも紙幣がない時代
※紙幣ではないお金をこの記事では「硬貨」と表現させていただきます。
昔は金貨・銀貨・銅貨などの硬貨が中心です。
硬貨しかなかった時代の偽造は、
- 金属を削る
- 偽物の金属を混ぜる(当時は硬貨に使われている金属そのものに価値があったと思われます)
- メッキする
といった方法が主流でした。
つまり、
「本物そっくりの金属(硬貨)を作り出せるか」
が偽造する側の命題だったのです。
なお、昔の硬貨は金や銀などが使われており、硬貨そのものに価値があったと思われます。
硬貨…というか金属の板っぽい物がお金として利用されていた理由ですが、
現代の紙幣のように耐久力のある紙を作る技術がまだなく、紙幣が登場できなかった。あるいは、硬貨に含まれる金属そのものに貨幣としての価値があった。といったところではないでしょうか。
昔に比べて現代の硬貨はアルミや銅など金属としては比較的価値の低い物が使用されており、硬貨そのものに価値があるわけではなく、皆さんの共通認識によって硬貨に「価値が与えられている」といった違いがあるのではないでしょうか。
中国:世界初の紙幣と偽札問題
世界最古の紙幣は、中国・宋の時代の「交子(こうし)」(11世紀初頭:北宋時代、かの有名な水滸伝は北宋時代の末期ごろが舞台です)と言われています。
紙幣が登場するとすぐに、
- 手書きコピー
- 木版印刷による偽造
が問題化しました。
そこで王朝側は、
- 特殊な印章
- 複雑な模様
- 重い罰則
などを導入します。
この頃から、
「複雑なデザインにすることで真似しにくくする」
という発想が始まりました。
19世紀:近代印刷技術との戦い
産業革命で印刷技術が進化すると、偽札も精巧になります。
各国は対策として、
細密印刷(マイクロパターン)
虫眼鏡レベルの細かい線を導入。
普通の印刷では再現困難でした。
特殊紙
紙幣専用の紙を開発。
- 手触り
- 繊維
- 耐久性
が普通の紙と違います。
透かし(ウォーターマーク)
光に透かすと模様が見える技術。
現在でも超重要な偽造防止技術です。
20世紀:コピー機との戦い
カラーコピー機が普及すると、偽札被害が急増します。
そこで登場したのが、
磁気インク
機械だけが読み取れる磁性を持つインク。
紫外線インク(UV)
ブラックライトでだけ光る。
赤外線インク(IR)
赤外線カメラでだけ見える。
ホログラム
角度によって絵が変わるキラキラ部分です。
これは非常に偽造が難しい。
現代:デジタル偽造との戦い
今は、
- 高性能プリンター
- 画像編集AI
- 超高解像度スキャナー
などがあるため、偽造技術も進化しています。
そのため紙幣側も、
- 3Dホログラム
- 微細文字
- ナノレベル印刷
- 特殊インク
- 機械専用認証パターン
などを組み合わせています。
日本の新紙幣(2024〜)の特徴
日本の新紙幣では、
- 世界最高レベルの3Dホログラム
- 超精密印刷
- 触って分かる凹凸
などが採用されました。
特に肖像が回転して見える3Dホログラムは、世界でもかなり先進的です。
面白いポイント
実は紙幣の技術には、
- 光学
- 化学
- 磁気工学
- ナノテク
- 画像認識
- AI
など、多くの最先端科学が使われています。
つまり紙幣は、
「国家レベルの超ハイテク印刷物」
なんです。
今後の貨幣の進化予想
硬貨や紙幣などを貨幣として利用している現代では、どうしても偽札は出回ってしまうものだと思うのですが、偽札対策という観点では今後貨幣はどのように変化していくと皆さんは思いますか?
私なりに今後の貨幣の方向性についてまとめてみました。
① 紙幣は“超ハイテク素材”になる
これは今の貨幣が今後も続いていく場合ですが、
現在でも紙幣には、
- ホログラム
- 特殊インク
- 微細印刷
などがありますが、今後はさらに進化して、
ナノテク印刷
顕微鏡レベルでしか見えない構造。
光学変化素材
見る角度だけでなく、
- 温度
- 光の種類
- 偏光
によって模様が変わる。
マイクロレンズ
小さなレンズを大量配置して、
立体映像のように見える技術。
② “機械専用のお札”になる
ハイテク化が進む現代では、今後の貨幣の方向性として
人間より機械が読むことを重視
する方向へ進化していく可能性があるのではないでしょうか。
例えば、
- ATM
- 自販機
- レジ
- 銀行システム
が高速認証できるよう、
- 赤外線専用パターン
- AI認識コード
- 特殊磁気信号
などが増えるでしょう。
つまり、
人間には普通のお札に見えるが、
機械には超複雑な情報が見えている
という状態です。
③ 紙幣そのものにICチップ?
よく言われる未来像です。
超薄型ICやRFIDを埋め込み、
- 真贋確認
- 流通管理
- 盗難追跡
を行う可能性があります。
ただし問題もあります。
- コスト
- プライバシー
- 折り曲げ耐久性
などです。
なので「高額紙幣限定」で採用される可能性はあります。
④ “コピー不能素材”の時代
未来では、
- 特殊繊維
- 生体由来素材
- 量子ドット
- 特殊発光体
などを混ぜ、
「そもそも工業的に再現できない」
方向へ進む可能性があります。
そして最大の変化:「現金そのもの」が減る?
最強の偽札対策は、
偽物がそもそも生まれない仕組みにする
ことでしょう。
つまり、物理的な貨幣が存在しなければ偽札は生まれません。
- 電子マネー
- キャッシュレス
- 中央銀行デジタル通貨(CBDC)
- ブロックチェーン系通貨
への移行です。
CBDC(中央銀行デジタル通貨)
これは各国が研究している「国が発行するデジタル円」のようなものです。
例えば日本銀行も研究を進めています。
特徴は、
- 国家保証
- 完全デジタル
- 偽造困難
- 追跡可能
という点です。
でも紙幣は完全には消えない?
多くの専門家は、
紙幣は減るが、完全消滅はしない
と予想しています。
理由は、
- 災害時
- 通信障害
- 高齢者対応
- プライバシー
- 匿名性
などです。
最終的な未来像
将来的には、
- 少額 → 完全デジタル
- 高額 → 超高性能紙幣
- 国際決済 → ブロックチェーン系
のように役割分担する可能性があります。
つまり貨幣は、
「紙」から「情報」へ進化している
とも言えるんです。
超高度化してきた現代社会では、お金の存在の仕方、「お金の概念」自体も変わり始めています。
仮想通貨の登場、JPYC(ステーブルコイン)の登場など今の時代はまさに「お金」が「データ」に移行している過渡期にあるのではないでしょうか。
なんだか話が壮大になってしまいましたが、今回は偽札とその対策について調べているうちに、「お金の在り方」にまで話を拡大させていただきました。
今後も身の回りの気になったことを記事にさせていただきます。
何卒よろしくお願いします。

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