
どうも小林です。
夏が近づきビールがおいしい季節になってきました。
私はビールといえばスーパードライ派なのですが、皆さんはお気に入りのビールはありますか?
日本ではコンビニやスーパーに行くと、お茶やジュースはほとんどがペットボトルで売られていますが、ビールは缶や瓶ばかりです。
「ビールもペットボトルにしたほうが軽くて便利なのでは?」
「キャップを閉められるからむしろ良さそうだけど?」
そう思ったことがある人もいると思います。
実は、ビールがペットボトルに向いていないのにはちゃんとした理由があります。
結論からいうと、ビールはとてもデリケートな飲み物だからです。
炭酸や香り、おいしさを守るためには、缶や瓶のほうが圧倒的に有利なのです。
今回はビールにはなぜペットボトル入りのものが存在しないのか調べてきました。
ぜひ最後までご覧ください!
ビールは炭酸が命だから
結論
ビールは炭酸が抜けるとおいしさが大きく下がるため、ペットボトルとの相性がよくありません。
理由
ペットボトルは丈夫ですが、実は目に見えないレベルでガスを少しずつ通します。
お茶や水なら問題ありません。
しかしビールの場合は話が別です。
ビールのおいしさの大切な要素である炭酸が少しずつ抜けてしまうのです。
身近なたとえ
風船を思い浮かべてください。
膨らませた直後はパンパンですが、数日たつと少ししぼみます。
ペットボトルの中の炭酸ガスも似たような状態です。
少しずつ外へ逃げていくため、時間がたつと爽快感が弱くなります。
具体例
缶ビールを開けた瞬間の
「プシュッ!」
という音がありますよね。
あの勢いがビールのおいしさの一部です。
つまり、
炭酸をしっかり閉じ込めることがビールには重要なのです。
酸素が入るとビールは劣化してしまう
結論
ビールは空気にとても弱い飲み物です。
理由
ペットボトルは完全な鉄壁ではありません。
長期間保存すると、ごくわずかな酸素が中へ入ります。
するとビールの風味が変化します。
- 香りが弱くなる
- 味がぼんやりする
- 新鮮さが失われる
といった現象が起こります。
身近なたとえ
切ったリンゴを放置すると茶色くなりますよね。
あれは空気に触れて変化しているからです。
ビールも同じように、空気の影響を受ける飲み物なのです。
具体例
ビールメーカーは製造時に酸素が入らないよう細心の注意を払っています。
それほど空気はビールの大敵なのです。
つまり、
ビールは「空気を嫌う飲み物」なのです。
光にも弱いので透明な容器が苦手
結論
ビールは光が当たると独特の嫌な臭いが出ることがあります。
理由
ビールの成分は紫外線によって変化します。
その結果、
「日光臭(にっこうしゅう)」
と呼ばれる臭いが発生します。
具体例
海外ビールの瓶を見ると茶色や緑色が多いですよね。
これはオシャレだからではありません。
光を遮るためです。
身近なたとえ
夏の日にチョコレートを外へ置いておくと溶けてしまいます。
ビールも同じで、光によって品質が変わってしまうのです。
つまり、
透明なペットボトルはビールにとって少し厳しい環境なのです。
実はペットボトルのビールは存在する
結論
「ペットボトルのビールが存在しない」というのは少し違います。
理由
海外では実際にペットボトル入りビールが販売されています。
また、日本でも過去に試験販売されたことがあります。
なぜ普及しなかったのか
理由は単純です。
- 缶や瓶のほうがおいしさを守れる
- 消費者が缶や瓶に慣れている
- ビールらしさを感じやすい
からです。
具体例
スポーツ観戦や野外イベントでは、割れないペットボトル入りビールが使われることもあります。
しかし一般販売では缶や瓶に勝てませんでした。
つまり、
作れないのではなく、あまりメリットがなかったのです。
よくある勘違い
「ペットボトルのほうが密閉性が高い」
実は逆です。
金属缶やガラス瓶のほうが炭酸や酸素を通しにくい特徴があります。
「キャップがあるから便利なはず」
確かに便利です。
しかしビールは一度開けると炭酸が抜け始めます。
メーカーは「飲み切る前提」で商品を設計しています。
「技術的に作れない」
そんなことはありません。
技術的には可能です。
ただし品質維持やコスト面で不利になるため、広く普及していないだけです。
まとめ
ペットボトルのビールがほとんど見かけられない理由は、ビールが非常にデリケートな飲み物だからです。
主な理由をまとめると、
- 炭酸が抜けやすい
- 酸素によって味が変化する
- 光によって劣化する
- 缶や瓶のほうがおいしさを守りやすい
という点が挙げられます。
私たちは普段何気なく缶ビールを飲んでいますが、その缶にはビールを最高の状態で届けるための工夫が詰まっています。
つまり、
ペットボトルのビールが少ないのは「作れないから」ではなく、「おいしさを守るために缶や瓶が選ばれているから」なのです。
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